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卓球女子は銀メダル 取り切れなかった終盤の1、2点 早田ひな「あそこからが中国の強さ」

2024年08月11日 00:25

卓球

卓球女子は銀メダル 取り切れなかった終盤の1、2点 早田ひな「あそこからが中国の強さ」
<パリ五輪 卓球女子団体決勝>銀メダルを胸に笑顔の(左から)平野、早田、張本美(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第16日 卓球 ( 2024年8月10日    パリ南アリーナ )】 女子団体戦の決勝が行われ、日本は中国に0―3で敗れて銀メダルとなった。悲願の金メダルには届かなかったが、12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台となった。
 第1試合のダブルスは早田ひな(24=日本生命)張本美和(16=木下グループ)のペアで、陳夢・王曼昱組に立ち向かったが、2―3激闘の末に敗れたことが響いた。最終第5ゲーム、9―5とリードしながら痛恨の逆転負けだった。

 第2試合のシングルスは世界12位の平野美宇(木下グループ)が、同1位の孫穎莎と対戦。第1ゲームは7―1と大量リードを奪いながら、追い上げられた。10―9と先にゲームポイントを握ったものの、11―13で落とすと、そのまま孫に0―3と押し切られた。

 早田が「自分たちが持っているものは最大限出すことができた。最後、自分が先輩として足を引っ張ってしまった。あそこからが中国の強さだと思う」と言えば、平野も「最後の1点だったり、5ゲームで勝つまでには至らなかった。層の厚さを感じた」と振り返った。

 終盤になればなるほど得点の重みは増す。第3試合のシングルスで世界3位の王と対戦した同8位の張本は、第1ゲームで6度目ゲームポイントを取り切り、14―12でモノにした。その後は王の逆襲に屈したものの、16歳がパリに大きな足跡を刻んだ。

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