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世界から三島へ、三島から世界へ。グランフィールズCCを舞台に「パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ」が開催

2024年08月23日 05:00

ゴルフ

世界から三島へ、三島から世界へ。グランフィールズCCを舞台に「パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ」が開催
会場となるグランフィールズカントリークラブ Photo By 提供写真
 大学ゴルフの国際大会「第1回パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグbyグランフィールズカントリークラブ」が9月4~6日に静岡県三島市のグランフィールズカントリークラブで開催される。日本、米国、タイ、韓国、中国、チャイニーズ・タイペイの6つの国と地域から全24大学、28チーム、男女計142人が参加。競技は3日間54ホールストロークプレーで、男女別に各校5人中上位4人の合計スコアで競う団体戦と男女ミックスの成績で順位を決定する個人戦が同時に行われる。
 世界から三島へ、三島から世界へ――世界レベルのプレーヤーの育成と国際交流を目的とした国際大会の舞台となるのは静岡県三島市のグランフィールズカントリークラブ。箱根山西麓の丘に位置し、西に富士山、南に駿河湾を望む92年開場の雄大な丘陵コースだ。

 22年には国内男子ツアーのメジャー大会「第89回日本プロゴルフ選手権」を開催。日大出身の堀川未来夢プロが学生時代に過ごした同コースで、メジャー2勝目を挙げたことは記憶に新しい。

 ゴルフ場の丘の頂には3万本の山桜の森があり、その先に見える富士山はコース全体を包み込むように美しく雄大。1番ホールのティーイングエリアからは眼下に駿河湾が望める。クラブハウス周辺を中心に渓流、滝、池を配した日本庭園風のレイアウトになっている。

 自然の地形を最大限、効果的に生かしたコースは、アウトは大自然の息吹を感じながら、のびのびとダイナミックなプレーを楽しめる「里の景観」が特徴。インは渓流と丘陵の起伏が交錯する「丘の景観」が見どころ。変化にとんだ景観と計算しつくされたディテールとアンジュレーションで、より戦略的なコースマネジメントが必要となる。グリーンは大きなベントのワングリーンで、繊細なタッチが求められる。

 大会は9月4日に開幕。日本らしさを感じさせる「和の景観」を楽しみながらコースを味方につけ、王者に輝くのはどの国の大学か?世界基準を目指す大学生たちの熱き戦いが始まる。

〇・・・昨年はプレ大会として北海道の札幌リージェントゴルフ倶楽部で5カ国165人が参加して行われた。団体戦男子は日大、同女子は東北福祉大が、個人戦男子は杉浦悠太(当時日大、現プロ)、同女子は郡山瞳(当時東北福祉大)が制した。
 今年は6つの国と地域から将来のスター候補生142人が参加。海外からは米国のスコット・シンプソン監督率いるハワイ大マノア校、セントラル・ミシガン大、マイルズ大、イーストテネシー州立大、バージニア大、タイのアサンプション大、中国の広州体育学院など9校。日本からは日大、東北福祉大、早大、明大、法大、専大、大手前大など15校が出場する。

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