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琴桜は腰痛で申し合い不参加「休む感覚があまりないから、やれない方が怖い」秋場所へ調整の不安も

2024年08月25日 18:54

相撲

琴桜は腰痛で申し合い不参加「休む感覚があまりないから、やれない方が怖い」秋場所へ調整の不安も
<夏巡業横須賀場所>大栄翔(右)を相手にぶつかり稽古を行う琴桜(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が25日、神奈川・横須賀アリーナで行われた。8月4日から始まった夏巡業は、北陸、東北、北海道など東日本の広域で全19日間に渡って開催され、この日最終日を迎えた。
 大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は、腰痛の影響でこの日も申し合い稽古には参加せず。四股などの基礎運動とぶつかり稽古、土俵下ではゴムチューブを使ったトレーニングも行って汗を流した。

 今月9日の早朝に腰痛を発症。その後は1日しか実戦稽古を積めずに夏巡業を終えた。普段はほとんど休みなく毎日相撲を取り続ける稽古熱心な大関。「休むという感覚があまりないから(稽古を)やれない方が怖い。やれるならやりたい。稽古してないから気持ち悪い」と秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)への調整面の不安を口にした。

 それでも「できる限りのことは全部やっておかないと」と稽古の方法を工夫。ぶつかり稽古は「1回で終わる理由もない」と、関取衆の申し合いが始まる前と後に2回行うようにした。巡業から離脱する選択肢もあった中でここまで務めあげたのは、大関としての責任感から。2週間後に迫った秋場所へ向け「あとは場所前にギアを上げてやっていくしかない」と話した。

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