×

レスリング普及へメダリスト6人動いた! 無報酬握手会に500人 樋口「トップ選手の責任」

2024年08月26日 04:22

レスリング

レスリング普及へメダリスト6人動いた! 無報酬握手会に500人 樋口「トップ選手の責任」
ファン交流イベントに出席したパリ五輪メダリストの(左から)日下尚、桜井つぐみ、高谷大地、(1人置いて)樋口黎、(1人置いて)元木咲良、清岡幸大郎 Photo By スポニチ
 パリ五輪で過去最多の8個の金を含む11個のメダルを獲得したレスリング日本代表の樋口黎(ミキハウス)らメダリスト6人が25日、全日本学生選手権が行われた東京・駒沢屋内球技場で握手&写真撮影会を開いた。イベントは代表最年長29歳の高谷大地(自衛隊)が発起人となり、都合のついた6人が無報酬で参加。約500人のファンが押し寄せる大盛況に、樋口は「多くの方に(五輪を)見ていただいたと感じた。今後の普及、広報をしていくのもトップ選手の責任」と話した。
 パリでは日本選手団をけん引したレスリングだが、国内大会は空席が目立ち、競技人口も1万人程度と裾野は広がっていない。こうした現状にもかかわらず、“売り出し時”の今もアクションを起こさない日本協会にしびれを切らし、選手自ら行動に出たという。高谷は「4年に1度だけの競技だと後進も育たない」と話し、今後も広報・普及活動を仕掛けていく考えを示した。

 ≪男子フリー65キロ級金/清岡「2連覇狙う」≫男子フリースタイル65キロ級金メダルの清岡幸大郎(三恵海運)が、早くも28年ロサンゼルス五輪で2連覇を目指すことを宣言した。他の選手が4年後を目指すかどうかを明言しない中、清岡は「2連覇を狙っていく」と話し、今秋にはドイツ1部リーグに参加する計画も明かした。同級では21年東京五輪王者の乙黒拓斗(自衛隊)も現役を続けており、4年後に向けて新旧五輪王者によるし烈な代表争いが繰り広げられそうだ。

おすすめテーマ

スポーツの2024年08月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム