早田ひな 離脱中は大谷翔平の本で学ぶ「自分に落とし込めたらより成長できる」
2024年08月28日 04:45
卓球
離脱で生まれた時間を有効活用する。早田は(1)読書(2)語学の習得(3)卓球の戦術勉強を3本柱に挙げた。既にドジャース・大谷のインタビューをまとめた本を読み始めている。過去にも大谷関連の本を手にしており「憧れのアスリートを参考にして、自分に落とし込めたらより成長できると思う。進化するために学べることは多い」と強調した。
報告会では負傷を乗り越えて2個のメダルを手にした五輪を回想して涙ぐんだ。世界ランキングも日本勢トップの5位をキープするが、一方でトップ4を独占する中国勢の背中が遠いのも現実。五輪の戦いに後悔はないという早田だが「世界選手権も五輪も銅メダルだった。その上を目指さないといけない。4年後の五輪に向けて、やらなきゃいけないことは多い」と続けた。
二刀流をはじめ数々の不可能を可能にしてきた大谷の言葉はこれ以上ない励みになる。28年ロス五輪でさらに輝くメダルを手にするため、ラケットを握れない時間も無駄にはしない。左手首が完治したとき、早田は今よりずっと強くなっているはずだ。