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【パリ・パラリンピック】強い!梶原大暉、バドミントン男子シングルス125連勝でパラV2

2024年09月03日 05:15

バドミントン

【パリ・パラリンピック】強い!梶原大暉、バドミントン男子シングルス125連勝でパラV2
男子シングルス(車いすWH2)決勝 香港選手と対戦する梶原大暉=パリ(共同) Photo By 共同
 【パリ・パラリンピック第6日 バドミントン ( 2024年9月2日    ポルトドラシャペル・アリーナ )】 バドミントンの男子シングルス(車いすWH2)決勝で、21年東京パラリンピック覇者の梶原大暉(22=ダイハツ)が陳浩源(39=台湾)を破って金メダルを獲得し、2連覇を達成した。日本バドミントン勢では女子シングルス(車いすWH1)で2連覇を飾った里見紗李奈(26=NTT都市開発)に続き今大会2個目の金メダルとなった。
 梶原は全てストレート勝ちで危なげなく決勝へ進出。準決勝では元世界王者の金正俊(46=韓国)を圧倒し、決勝では同じく全試合ストレートで勝ち上がってきた東京大会の銅メダリストを下した。

 村山浩(50=SMBCグリーンサービス)と組んだ男子ダブルスでも銅メダル。準決勝で中国ペアに屈したものの、3位決定戦では日本人対決に逆転勝ちして東京大会と同じメダルを手に入れた。年の差28歳ペアで見事なコンビネーションを見せ、「準決勝で負けたのが悔しかったので、絶対に勝って後悔なく終わろうと話していた。それを達成できてよかった」と喜び、シングルス決勝に臨んでいた。

 東京大会初戦からのシングルスでの連勝を125に伸ばした。中学軟式野球で活躍しながら13歳で自動車事故に遭い、右足の膝から下を失ってパラバドミントンを開始。日本のホープ、エースを経て、今や絶対王者として世界に君臨する。まだ23歳。憧れの車いすテニスの国枝慎吾さんのようなパラアスリートの英雄を目指し、これからも戦い続ける。

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