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【秋巡業高岡場所】豊昇龍が意欲的な申し合い 平戸海らと連続16番取って13勝3敗

2024年10月07日 19:55

相撲

【秋巡業高岡場所】豊昇龍が意欲的な申し合い 平戸海らと連続16番取って13勝3敗
精力的な稽古が目立つ大関・豊昇龍 Photo By スポニチ
 大相撲秋巡業は7日、富山県高岡市で行われ、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が小結・平戸海、大栄翔、平幕の錦木らと16番取って13勝3敗だった。
 今巡業では2日の相模原市から実戦稽古を開始。精力的に申し合いをこなし、6日の金沢市巡業でも3大関による申し合いで7勝3敗と動きの良さが目立っていた。平戸海との稽古では激しい突っ張りから一気に相手を押し出すなど闘志満々の攻めも披露。番数を聞かされると「3敗しちゃったか」と悔しがったが「最近は押し相撲の相手を選んでやってる。立ち合いから手も伸びていた」と充実感を漂わせた。

 名古屋場所は13日目から休場し、8月の夏巡業は終盤3日間の合流と出遅れた。「稽古不足で9月場所はいい成績を残せなかった。嫌ですね」。その反省もあって今巡業はいつになく積極的な姿勢をのぞかせている。足腰の強さが長所だが、それに頼って投げにこだわり、最近は相手にも読まれて墓穴を掘ることも少なくなかった。「いろんな人に投げてはだめと言われている。まわしにこだわらず攻める稽古をしている」と課題克服にも躍起だ。千秋楽に勝ち越した秋場所からの巻き返し。まずは自分の力を出し切れる体作りを目指す。「巡業は稽古時間が限られている。有意義に使いたい」と意欲を示した。

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