×

石井さやか 逆転で8強進出「疲れて死にそう」 父はDeNA・琢朗コーチ

2024年10月24日 04:39

テニス

石井さやか 逆転で8強進出「疲れて死にそう」 父はDeNA・琢朗コーチ
シングルス2回戦を突破した石井(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン第3日 ( 2024年10月23日    東京・有明テニスの森公園 )】 シングルス2回戦で、予選から勝ち上がった世界ランキング279位の石井さやか(19=ユニバレオ)が世界148位のゼイネプ・ソンメズ(22=トルコ)に4―6、6―2、6―3で逆転勝ちし、8強入りを決めた。準々決勝は世界16位でロシア出身のディアナ・シュナイデル(20)と対戦する。ダブルス1回戦では青山修子(36=近藤乳業)穂積絵莉(30=日本住宅ローン)組が勝利した。
 アクシデントを乗り越えた。第3セット。自身サーブの第1ゲームを失うと、石井は腹部に違和感を訴えてメディカルタイムアウトを要求した。室内で処置を受けてコートに戻ると、そこから5ゲームを連取。全力でサーブを打てない状態の中、リターンゲームで精度の高いプレーを続けた。勝利の瞬間は右拳を握り「疲れて死にそう。凄いタフな試合で、何回もつらい場面があったけれど、そこを乗り越えて勝ててうれしい」と笑顔を見せた。

 1回戦で世界158位の斎藤咲良に6―1、6―1で快勝。プロ野球DeNAでコーチを務める父・琢朗氏(54)が観戦する前でツアー初勝利を挙げた。勢いは止まらず、日本勢として19年大会の大坂なおみ、土居美咲以来の8強入り。世界16位のシュナイデルと対戦する準々決勝へ「相手はトップ選手。全力でやるだけ」と力を込めた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

スポーツの2024年10月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム