キムタクポロリ!マー君とCM共演
2008年01月24日 06:00
野球
「最初の2日間は別々の撮影だったかな。3日目は監督と木村さんと一緒でした。テレビで見るよりも格好よかったし、会えて光栄だった」
田中にとっては正真正銘のCM第1弾となる。大塚製薬「オロナミンC」のCMで人気女優・上戸彩(22)との共演が18日に発表されたが、オンエアは富士通「FMVシリーズ」が先になる。今月上旬に収録を終えているCMのコンセプトは「マー君に代えて…マー君!」。試合中のベンチで野村監督が「マー君がもう1人おったらな…」と言うと、隣に座った木村が「ダビングすればいいんですよ」とパソコンで、もう1人のマー君をダビングし、投手交代するというコミカルな内容だ。撮影現場では野村監督に「おまえにそんな演技ができるの?」とプレッシャーをかけられ苦笑いの田中に、木村が励ますように大きくうなずいて見せる場面も。田中をマウンドに送り出す場面では木村が「気持ち、気持ち」とアドリブでゲキを飛ばしたという。
よほど撮影が楽しかったのか、木村は自身がパーソナリティーを務めるTOKYO FMの「木村拓哉のWhat’s up SMAP」の18日放送内で発表前ながら今回の共演をフライング気味に暴露。「コマーシャルの撮影で楽天イーグルスのマー君にお会いした。マー君、よかったよ。NGなし。素晴らしかった」などとコメントし、田中の演技力を高く評価した。
過去の同CMには、スポーツ界から中日を日本一に導いたオレ流こと落合監督、大相撲の横綱・朝青龍が出演。言ってみれば優勝を経験した実力者が起用されたが、今回は田中の実力に加え人気と注目度すべてが評価されての登場となった。キムタク&マー君のコラボも貴重なら、現役監督と選手のCM共演も異例。豪華な3ショットは完全保存版のお宝映像だ。
2月1日のキャンプインに向け、自主トレも佳境の段階。本格的な球春到来の前に、まずはCMがお茶の間をわかせる。キムタクからパワーを受けたマー君が、悲願のクライマックスシリーズ進出へ向け「HERO」になる。
<先輩からショートバウンド攻撃>前日はブルペンで30球の立ち投げを披露した田中。この日は軽めの練習で引き揚げた。Kスタ宮城室内練習場では片山、草野とそれぞれ約20分ずつキャッチボール。先輩の草野からは予想外のショートバウンド攻撃を受けて笑顔。反射的に体をのけぞらせたのをからかわれ「全然ビックリしてないですよ」と、やり返すなど終始リラックスムードだった。