新野球協約などオーナー会議承認

2008年01月24日 06:00

野球

 プロ野球のオーナー会議(議長 横浜・若林貴世志オーナー)が23日、都内のホテルで開かれ、コミッショナー権限強化やオーナー会議を最高議決機関として位置付ける新野球協約と、任意団体だった日本プロ野球組織(NPB)を社団法人日本野球機構の内部組織とする定款変更が承認された。10月1日の施行を目指す。
 新野球協約ではコミッショナー、セ、パ両リーグの3事務局を統合し、コミッショナーが新事務局を指揮監督することを明確にする。根来コミッショナー代行は、オーナー会議を最高議決機関とする意義について「プロ野球界は大きな問題をいくつも抱えている。オーナー会議はそうした問題を検討し、実行委員会は実務的なことと職務分担した方がいいのではないか」と話した。
 21日の実行委員会でセ・リーグが提案したクライマックスシリーズ第2ステージでのリーグ優勝チームへの1勝アドバンテージ導入については論議されず、3月の実行委員会で再度話し合うことになった。

 <その他の承認事項>
 (1)小学生用の副読本「夢の向こうへ」を全国の小学校に80万部配布。
 (2)12球団の全選手に対して、禁止薬物が記載された手帳を配布。

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