東洋大 6連敗6連覇の可能性が消滅

2009年10月15日 06:00

野球

 東都大学野球リーグ第6週第2日は14日、神宮球場で2回戦2試合が行われ、第1試合は国学院大が9回、庄司輔(たすく)内野手(2年)の中前打でサヨナラ勝ち。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。第2試合は亜大が東洋大を6―0で下して連勝。6連敗で勝ち点1の東洋大は、史上2校目の6連覇の可能性が消滅した。
【日程と結果


 ▼東洋大・高橋監督(6連敗で6連覇の可能性が消滅)6連覇どころじゃないよ。元気がない。でも逆境をはね返すのが学生野球だから。

 <亜大 倉又7回無失点>4年生左腕の倉又が7回無失点の好投で今季2勝目を挙げた。6回2死まで完全投球にも「たまたまです。あの回を抑えたら、いこうと思いましたけど」と記録よりも白星を喜んだ。左ひじ痛で昨秋一度は退部の意向を生田監督に伝えたこともあったが、新日本石油ENEOSに進み野球を続けることも内定。チームも2位に浮上し「これからも一戦一戦勝つだけです」と充実した表情で話した。

 <国学院大 庄司がサヨナラ打>9回1死一、二塁から庄司が中前打してサヨナラ勝ち。「自分は“持ってるんだ”という気持ちで(打席に)立てた。積極的にいきました」とWBCで優勝を決める一打を放ったイチローと同じ表現を使って、うれしそうに振り返った。立正大戦は今春4回戦でも延長13回にサヨナラ本塁打を放っている。竹田監督から「その試合のことを思い出せ」と言われた庄司は「監督さんの言葉で気持ちが楽になりました」と感謝していた。

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