マー君“エース像”の原点は3年夏の甲子園

2010年08月23日 06:00

野球

マー君“エース像”の原点は3年夏の甲子園
06年夏の甲子園で駒大苫小牧の香田監督(左)と田中
 【田中と夏の甲子園】駒大苫小牧2年夏は4試合に登板。決勝の京都外大西戦では5回から登板し、9回の最終球で2年生投手では史上最速の150キロをマークし優勝投手になった。
 3年夏は早実との決勝引き分け再試合に敗れ準優勝。甲子園の春夏通算成績は12試合で8勝0敗、防御率2・07だった。
 その3年夏。ウイルス性胃腸炎で体調を崩した影響で、初戦の南陽工戦で完投勝利も弱気な投球が目立った。「野手はみんな、おまえの背中を見て守ってるんだ。おまえが強い気持ちを持たないと野手も不安になるんだ!」と当時の香田監督に怒られた。
 「あの言葉で、いつもマウンドでみんなに信頼されるような姿を見せないといけないんだと思った」。田中のエース像の原点となるエピソードの一つだ。

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