川上 古巣中日と復帰に向け交渉進める

2012年01月27日 10:25

野球

 プロ野球中日が、昨季、米大リーグ、ブレーブス傘下のマイナーでプレーしていた川上憲伸投手(36)の獲得に乗り出していることが27日、球団への取材で分かった。編成担当によると、川上の代理人と条件面での交渉を進めているという。
 
 川上は徳島商高―明大を経て1998年にドラフト1位で中日に入団し、04、06年に最多勝のタイトルを獲得するなどエースとして活躍した右腕。08年オフにフリーエージェント(FA)の権利を行使してブレーブスに移籍した。大リーグでの通算成績は50試合で8勝22敗、防御率4・32。昨季は一度もメジャーに上がれず、マイナー暮らしが続いていた。

 中日への復帰交渉は、昨季でブレーブスとの3年契約が終了した川上の代理人側からの打診だったという。佐藤代表は「万全のチェックはするし、先発になれば強化になる」と話した。

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