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岩国、新庄に競り勝ち43年ぶりV 秋季中国大会

2013年11月03日 14:21

野球

 高校野球の秋季中国大会最終日は3日、岡山県倉敷市の倉敷マスカットスタジアムで決勝を行い、岩国(山口)が4―3で新庄(広島)に競り勝ち、43年ぶり2度目の優勝を果たした。岩国は16日に開幕する明治神宮大会に中国地区代表として出場する。
 岩国は8回に3点のリードを追い付かれたが、直後に暴投で1点を勝ち越した。エースで主将の柳川が全4試合で完投とチームをけん引。13三振を奪った準決勝から一転、打たせて取る投球でしのぎ「三振を取るのが全てじゃない。今大会はいろんな投球ができた」と納得顔だった。

 ただ、試合内容には課題も残った。河口監督が挙げたのは8回に1点を返されてなお無死二、三塁の場面。次打者に左犠飛された後に中継が乱れて二走にも進塁を許し、直後に同点とされた。記録に残らないミスもあり、監督は「細かいところがひどい」と反省を促した。

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