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楽天助っ人大砲が競演 梨田監督「スーチーさんがいいね」

2016年04月07日 05:30

野球

楽天助っ人大砲が競演 梨田監督「スーチーさんがいいね」
<オ・楽>4回、左越えにソロ本塁打を放つゴームズ
パ・リーグ 楽天5―2オリックス
(4月6日 京セラD)
 打った瞬間、確信した。1―1の4回1死、楽天の新外国人・ゴームズが東明の高め直球を捉えた。ゆっくりと一塁ベースに歩を進め左翼席で弾んだ打球を目で追った。

 「感触が良くていったと思った。これが俺のホームラン。来日1号が打ててうれしい」。開幕から10試合、40打席目で待望の来日初本塁打が、試合を決める決勝アーチとなり「きょうの勝利は大きい勝利」と胸を張った。

 3―2と1点差に迫られた直後の9回は、ウィーラーが左中間へ1号2ラン。「ジョニー(ゴームズ)は関係なく、自分の仕事をしただけだよ」と一振りで試合を決定付けた。

 梨田監督は「外国人が続くと作戦を仕掛けにくい」と開幕から4番にウィーラー、7番にゴームズを置く。メジャー通算162発の大砲が下位にいるだけで相手チームにとっては脅威。狙い通り、2―1の5回2死満塁ではゴームズが押し出し四球で追加点を奪った。これには指揮官も「イースーチー(1、4、7番)のスーチーさんがいいね。打つべき外国人が打って(得点が)欲しいところで出た」と喜んだ。同率とはいえ、首位をがっちりキープ。楽天の勢いは止まりそうにない。 (徳原 麗奈)

 ▼楽天・美馬(7回2/3を2失点で2勝目)2死を取っていたので最後までいきたかった。粘って粘って粘り切れなかった。

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