木田画伯 指名できるかな?阿波野さんばり優勝請負人

2016年10月18日 20:43

野球

木田画伯 指名できるかな?阿波野さんばり優勝請負人
阿波野秀幸氏との思い出を振り返った木田画伯 Photo By 提供写真
 日本ハム・木田優夫GM補佐(48)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、20日に行われるプロ野球ドラフト会議について。巨人の外れ1位で指名されたのは、今から30年前の1986年のドラフト会議です。まさに運命の1日。指名される選手たちに願うのは、これからのドラマチックな野球人生です。 【木田画伯の球界絵日記
 10月20日、ドラフト会議が行われます。昨年はGM補佐になって初めて会場のテーブルに座らせてもらって、いい経験をさせてもらいました。今年も縁があって、ファイターズがいい選手の指名権を獲得できるように頑張りたいと思います。

 30年前、僕もドラフト会議で指名されて入団したのですが、大学No・1投手の阿波野秀幸さんがジャイアンツとホエールズ(現DeNA)、そして当時はまだ近鉄だったバファローズが1位指名で競合した後、くじでバファローズが指名権を獲得したので外れたジャイアンツが僕を指名した、いわゆる外れ1位でジャイアンツに入ることになりました。

 そのジャイアンツが最初に指名した阿波野さんは、バファローズに入団して1年目に新人王、3年目は最多勝を獲得してチームを優勝に導き、エースになっていきました。その間、僕は2軍生活が長く、1、2軍を行ったり来たりしていましたが、ようやく1軍に定着できたころ、阿波野さんがジャイアンツにトレードでやってきました。ドラフトのときのこともあって可愛がっていただき、いろんなことも教えてもらい、96年にはチームメートとして一緒に優勝も味わえました。

 実は阿波野さんはその後、ベイスターズに移籍して、そこでも優勝しています。考えれば、あのドラフトで入札した3球団すべてに在籍していて、それだけでも珍しいのですが、その3球団で優勝しています。今年のドラフトもいろいろなドラマがあるかもしれません。そこからプロ野球人生が始まるわけですから、指名された選手には阿波野さんのようなドラマチックな野球人生を歩んでほしいと思います。(日本ハムGM補佐)

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