ドジャース指揮官 山本由伸は「これまでで最高の投球」あわや顔面直撃のライナー「死ぬかと…言っていた」

2024年04月26日 09:17

野球

ドジャース指揮官 山本由伸は「これまでで最高の投球」あわや顔面直撃のライナー「死ぬかと…言っていた」
ドジャース・ロバーツ監督(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース2-1ナショナルズ ( 2024年4月25日    ワシントン )】 ドジャースの山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発。6回4安打無失点でメジャー2勝目を挙げた。山本の力投でドジャースは今季2度目の4連勝となった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は右腕を絶賛した。
 試合前、山本について「安定感がほしい」と言っていた指揮官は6回無失点という投球内容に「彼はそれをやってくれた。速球を両方のコースに効果的に投げ分けていた。制球がとても良く、初球のストライクを多く取り、カウントを先行した」と望み通りだったと称えた。

 そして「三振を多く取り、長いイニングを投げてくれた。変化球はカーブ、スプリットが良かった」と続け「おそらく総合的にはこれまでで最高の投球。最近の2登板はとても良かった」と賛辞を惜しまなかった。

 直球がまとまると変化球も生きてくるだけに「カーブ、スプリットはどちらも上質だった。それも速球次第。投球の半分以上が速球なのだから、制球しなければいけない。今日はそれをやり、結果はご覧の通りだ」と相乗効果は抜群だったとした。

 また、5回に先頭・ロサリオの強烈なピッチャー返しを素早い身のこなしで捕球した場面には「(マウンド上で)彼は“死ぬかと思った”と言っていた」と山本の発言を明かし「(その言葉は)面白かったし、登板中にユーモアを見せ、そこからリセットできるのは良いこと。その次の左打者の外角低めにストライクを投げた。よく立て直した」と労い、捕球には「とても驚いた。反射的なプレー。彼は本当に守備がうまい。捕ってくれたのはありがたいことだ」とリスペクトした。

 前回、19日のメッツ戦(6回4失点)とこの日の登板を見て「実際に他のチームと対戦するまで、どれだけやれるかは分からないもの。彼は自身の持ち球がメジャーでどれだけ通用するかを見極めているところ。仕事を遂行すれば、誰でも打ち取れることが、この2登板で示された。これが自信になると思う」とした。

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