ド軍指揮官 大谷翔平の移籍後最長弾に「見たことないことをやり続ける。あそこまでいくもんじゃない」

2024年05月06日 09:41

野球

ド軍指揮官 大谷翔平の移籍後最長弾に「見たことないことをやり続ける。あそこまでいくもんじゃない」
8回に10号ソロを放ちベンチに戻る大谷(左)とロバーツ監督(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース5―1ブレーブス ( 2024年5月5日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が5日(日本時間6日)、本拠ドジャースタジアムでのブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。今季初の1試合2本塁打を含む4打数4安打3打点と大暴れし、ブレーブス戦のスイープに貢献した。
 初回無死一塁の第1打席で相手先発左腕・フリードのカーブを捉え、9号の先制2ラン。3回2死の第2打席で左前打を放つと、6回の第3打席は中前打と快音を連発した。

 8回の第4打席では継投したばかりの相手2番手・ミンターの初球を完璧に捉え、10号ソロ。この一発で4年連続2桁本塁打をマークし、両リーグ最多に並んだ。また、今季最長、キャリアでも3番目の飛距離となる464フィート(約141・4メートル)の特大アーチとなった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督はまず初回の2ランについて「翔平が初回にカーブを打って2ランでチームを勢いづかせてくれた。トーンをセットしてくれた。ムーキーの四球の後にね。(相手先発)フリードは調子がいいときはメジャーで誰にも負けない投手」と評価。さらに「その彼からうちは2本2ランを打った。シリーズを制するだけではなく、3つ勝てた。とても良いチーム相手にね」と同じナ・リーグの強豪相手にスイープできたことを喜んだ。

 さらに8回の大谷の移籍後最長弾について「翔平は我々が見たこともないことをやり続ける。真ん中の直球に対して本当にいいスイングをした。とてもいいスイングで打球速度は111マイルから112マイルは出ていた。本当に遠いところまで飛んだし、あそこまでは行くもんじゃない。右打者であろうが、左打者であろうが、デーゲームであろうが、ナイトゲームであろうが。しかも風は左から右に吹いていて打球も押されたはず。今日は打撃の質の高さを見せてくれた。フィールド全部を使って打ち返す。しかもよりボールを見極めている。これからもっと行けるだろう」と目を細めた。

 大谷はビジター9連戦の最終戦となった1日のダイヤモンドバックス戦を休養日にあて、欠場。その後の本拠3連戦は12打数8安打と大暴れしており、指揮官は「これからも私としてはそこは考えていく。彼が休みが必要な時に2日連続で休めるようにしてあげるのが彼にとって大きいと思う。休む前と、この2日間とでは彼は違うプレーヤーだ。リセットさせることがいいと思う」と今後も体調を考慮して休養日を与えていく考えを口にした。

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