ソフトバンク・東浜 シンカー多投で西武ほんろうで2勝目!5回無失点の好投報われた

2024年05月06日 05:45

野球

ソフトバンク・東浜 シンカー多投で西武ほんろうで2勝目!5回無失点の好投報われた
<西・ソ>先発する東浜 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク4-0西武 ( 2024年5月5日    ベルーナD )】 2週連続で西武と対戦する変則日程。球速や軌道といった残像は相手に残っている。投手にとってはこれ以上ないほど不利な状況だが、ソフトバンクの東浜は自分を変えた。
 「ランナーを出しながらではありましたが、無失点で抑えることができました。勝っている状況で中継ぎにバトンを渡すことができたことはよかった」

 全97球中、シンカーは約3分の1に当たる31球で31・9%だ。今季、試合前まで東浜の全投球に対するシンカーの割合は23・1%だった。立ち上がりは力のある直球で押すイメージがある背番号16だが、この日は初回1死、2番・源田の初球にシンカーでカウントを整えるなど、目先を変える作戦。その影響からか3四球を与え、4回は2死満塁のピンチも招いたが、長谷川を三ゴロに仕留めて乗り切った。打ち取った球もシンカーだった。

 「球数が多くなり、5回までしか投げられなかったのは反省点」と東浜は振り返った。ただ、この日、チームは3連敗を止めることが最大のミッション。「明日(6日の日本ハム戦)のことは考えず、連敗を止めに行くと決めていた」と小久保監督は6回からはヘルナンデスにスイッチし、4点差の7、8、9回でも勝ちパターンの松本裕、藤井、津森を連投でつぎ込んだ。

 試合前まで4試合中3試合が1失点と好投が報われなかったが、やっと4月12日西武戦以来の2勝目だ。東浜の工夫が報われた。

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