ドジャース山本由伸 6回無失点で2勝目 大谷もハイタッチで祝福!強烈投手返しキャッチで敵地も拍手喝采

2024年04月26日 07:41

野球

ドジャース山本由伸 6回無失点で2勝目 大谷もハイタッチで祝福!強烈投手返しキャッチで敵地も拍手喝采
<ナショナルズ・ドジャース>6回を投げ終え、大谷(左)とタッチを交わす山本(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース2-1ナショナルズ ( 2024年4月25日    ワシントン )】 ドジャースの山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発。6回4安打無失点でメジャー2勝目を挙げた。山本の力投でドジャースは今季2度目の4連勝となった。
 カーブやフォークを駆使し、広めのストライクゾーンをうまく使った。初回を3者凡退でスタートすると、1四球を挟んで3回1死まで無安打投球。3回1死二塁ではピッチクロック違反を取られたが慌てず、この回も無失点でしのぎ、4回の無死二塁も1点のリードを守った。

 5回には先頭・ロサリオに強烈なピッチャー返しを受けるが、顔面の真横で見事にキャッチ。敵地ながらも好プレーに拍手が沸き起こった。6回は2死から一、二塁のピンチを招いたが、5番のルイーズを遊ゴロに仕留めて、危機を脱出。ベンチに戻るとロバーツ監督と握手を交わし、大谷とはハイタッチで喜び合った。

 この日のMAXは155.8キロ。97球で6回を4安打無失点、7奪三振の力投でまとめ、3試合ぶりに無失点投球で存在感を見せた。

 結局、8回にはフリーマンに追撃適時打が飛び出し、リードを2点に広げ、救援陣が守り切った。これで、山本は4月7日のカブス戦以来となる2勝目となった。

 前回19日(同20日)のメッツ戦はメジャー最多6回、99球を投げ7安打4失点(自責3)、9奪三振と粘りの投球で初めてクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)をクリア。2戦連続のQS達成となり、山本らしい投球が出てきた。

 試合後は「コントロールの部分はすごく気を付けて、また変化球もストライクゾーンに投げられていたので、ストレートもその分、良いコースを狙ってピッチングできました」と納得の表情で投球を振り返った。

 また、ピッチャー返しを好捕したシーンを振り返り「もう…気付いたらボールが目の前にあったので、たまたま反応できました」と笑った。

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