金本監督「開幕ローテいける」 藤浪 実戦不足跳ね返し2軍戦で好投

2017年03月29日 05:30

野球

金本監督「開幕ローテいける」 藤浪 実戦不足跳ね返し2軍戦で好投
<神・オ>6回1安打無失点の好投を見せた藤浪 Photo By スポニチ
 【ウエスタン・リーグ   阪神2―0オリックス ( 2017年3月28日    鳴尾浜 )】 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した阪神の藤浪晋太郎投手(22)が28日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)に先発し、6回を1安打無失点に抑えた。98球を投げ、6奪三振。課題の制球も乱れず無四球で「変化球、真っすぐともにカウントを取れた。投げられたことがそもそも収穫」と振り返った。
 WBCでの登板は9日の1次ラウンド・中国戦の2イニングだけ。米国では18日(日本時間19日)にカブスとの練習試合に投げたが、3月に入って実戦登板は4試合で9イニングしか投げていない。鈍った感覚を取り戻すように打者と対峙(たいじ)した。「(登板前は)打者との実戦感覚は全然なかった」と言う。滑りやすいWBC公式球から日本の公式球に戻した初登板とあって「慎重に入った」と変化球主体で投げ、4回以降は直球主体。5回の内野安打だけに抑え、実戦勘の不安を一掃した。

 京セラドームでの全体練習を切り上げ、視察に訪れた金本監督は「開幕(ローテーション)はいけそうやね。一安心」と胸をなで下ろし、開幕2カード目の初戦となる4月4日ヤクルト戦(京セラドーム)の先発にゴーサインを出した。「今の状態でできる最高の調整をしてきたつもり。残り1週間で仕上げていきたい」と藤浪。自身初の1桁(7勝)に終わった昨季。WBCでは先発でも中継ぎでも力を発揮する機会は訪れなかった。悔しさを胸に秘め、5年目のシーズンに臨む。

 ≪疲労考慮開幕回避≫開幕2カード目の初戦となる4月4日には藤浪を含め、WBC組が5人も先発する。唯一、開幕投手を務める予定だった巨人の菅野が疲労を考慮され、前日に4日のDeNA戦(横浜)に回ることが決定。WBC組で投げ合うことになるのは、楽天・則本とソフトバンク・千賀でKoboパーク宮城で激突する。

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