東洋大・高橋監督、12季ぶりV「長かった」降格時は辞任も覚悟

2017年05月24日 05:30

野球

東洋大・高橋監督、12季ぶりV「長かった」降格時は辞任も覚悟
勝利した亜大・北村主将が優勝を決めた東洋大・高橋監督(右)にウイニングボールをわたすサプライズ Photo By スポニチ
 【東都大学野球   東洋大10―1日大 ( 2017年5月23日    神宮 )】 68歳の高橋昭雄監督は集まったOBや関係者から拍手を送られると満面に笑みを浮かべた。亜大・北村主将から「全日本も頑張ってください」と国学院大戦のウイニングボールを渡される珍しい場面もあり「こんなの初めて。ライバル校からもらうなんて」と感激した。
 12季ぶり頂点は「長かった」とポツリ。12年の2部降格時には辞任も覚悟したが、周囲の応援もあって続投した。「やることは変わらない。選手が育てばいい」と信念を貫き、再び1部の頂点に導いた。「次が最後の(全日本)選手権になるかも」と豪快に笑いながら「(明大の)島岡(吉郎)さんくらいやりたいね」と77歳まで指揮した名将を目標に掲げた。

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