超スローボールで無失点 カブス外野手が大差で登板

2017年07月07日 11:26

野球

超スローボールで無失点 カブス外野手が大差で登板
ブルワーズ戦に登板したカブスのジェイ (AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス2―11ブルワーズ ( 2017年7月6日    シカゴ )】 カブスは6日(日本時間7日)のブルワーズ戦に2―11と大敗。試合の大勢が決した9回にジョン・ジェイ外野手(32)が6番手の投手としてマウンドに上がった。
 プロでは初めての登板となった左腕のジェイ。先頭打者の代打・ボートに対しての初球は57マイル(91・7キロ)、続く2球目は55マイル(88・5キロ)を計測。打撃投手並みのスローボールだったが、何とかライトフライに打ち取ると、続くビラーにもこの調子でキャッチャーへのファウルフライ。

 2アウト後に迎えたサンタナには安打を浴びたが、リベラをライトフライに打ち取り、1回1安打無失点。投じた16球の平均球速は57・2マイル(92キロ)で、60マイル(96・5キロ)を超えたのは4球だけだった。

 リベラへの5球目はこの日の投球で最も遅い46・5マイル(74・8キロ)。試合後にジェイは「メジャー史上で最も遅いボールだったかもしれないね」と苦笑い。「自分が投手としてマウンドに上がるなんてこれまで考えもしなかった。振り返ってみた時、キャリアの中の思い出になるだろうね」とコメントを続けた。

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