投球の判定に抗議した打者 場を離れた捕手との口論で両軍総出に

2018年07月10日 13:46

野球

投球の判定に抗議した打者 場を離れた捕手との口論で両軍総出に
<パイレーツ・ナショナルズ>口論するセルベリ(手前)とイートン (AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パイレーツ6―3ナショナルズ ( 2018年7月9日    ピッツバーグ )】 9日に行われたパイレーツ―ナショナルズ戦で両軍のベンチが総出となる場面があった。
 6回、ナショナルズのイートンはパイレーツの右腕ノバが投じた外角のカーブを自信を持って見逃すも、判定はストライク。左打者のイートンからは遠く見えたのだろう。イートンは一旦打席を外し、手袋を直しながら球審にクレームをつけると、何故か捕手のセルベリがキャッチャーズボックスを外し、三塁側のベンチへと歩き始めた。

 そのセルベリにイートンが戻れとばかりに声を掛けると、セルベリがイートンに歩み寄り、口論が発生。これにより、両軍ベンチが総出となる事態となったが、退場者が出ることはなかった。

 この件に関して試合後にイートンは次のように振り返っている。「見ての通り、俺は判定に納得がいかなかったから球審にクレームをつけた。すると、セルベリが何か大げさにキャッチャーズボックスを離れたんだ。そうする意味が理解できなかったから、“何をやっているんだ”と奴に声を掛けた。それが気に入らなかったのだろう。キャッチャーズボックスにいなければ、試合が始まらないから声を掛けたんだがな」。

 一方、セルベリの言い分はこうだ。「イートンは球審とやり合っていたが、俺には関係のないことだった。投手の球を受けるのが俺の仕事。その投球に奴が怒っていたようだが、こちらには関係のないことだからな」。

おすすめテーマ

2018年07月10日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム