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【槙原寛己 視点】DeNAラミ監督の“神采配” 代打送らず今永の士気高めた

2019年03月30日 08:37

野球

【槙原寛己 視点】DeNAラミ監督の“神采配” 代打送らず今永の士気高めた
中日に勝利し、今永(21)、筒香(25)を出迎えるラミレス監督(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA8―1中日 ( 2019年3月29日    横浜 )】 DeNA快勝発進。最大のポイントは0―0で迎えた7回1死、走者がいない場面で今永をそのまま打席に送ったラミレス采配だ。開幕戦を託した左腕は序盤からガンガン飛ばして150キロを連発。中盤からチェンジアップを織り交ぜながら気迫あふれる投球を続け、球数は既に105球を数えていた。昨年までなら代打を送っていたと思う。
 三浦コーチの進言かもしれないけど、あの場面でそのまま打席に送られたら投手は意気に感じる。簡単に2ストライクと追い込まれながらファウル2球で粘り、1球ボールを見た後の6球目を左前に落とした。この執念が野手に火を付けての2点を先制。8回も大島、アルモンテを真っすぐで連続三振に取り、8回を5安打無失点、11奪三振で今季初勝利をつかんだ。今年はいいシーズンになりそうだね。

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