智弁和歌山が雨のロングゲームを制してベスト8 初出場の啓新散る

2019年03月30日 18:56

野球

智弁和歌山が雨のロングゲームを制してベスト8 初出場の啓新散る
<啓新・智弁和歌山>グラウンドコンディションが悪い中、好投する智弁和歌山・池田陽(撮影・成瀬 徹)    Photo By スポニチ
 【第91回選抜高校野球大会第7日第3試合 2回戦   智弁和歌山5―2啓新 ( 2019年3月30日    甲子園 )】 第91回選抜高校野球大会は30日、甲子園球場で2回戦の3試合が行われ、第3試合の智弁和歌山(和歌山)対啓新(福井)戦は2回終了時点で降雨の影響で1時間50分中断。試合は15安打を放った智弁和歌山が5―2で制して2年連続8回目の準々決勝進出を決め、これでベスト8が出そろった。
 智弁和歌山は初回、先頭の細川(2年)が敵失で出塁すると、2番・西川(3年)が左中間に運ぶ適時二塁打を放って先制。しかし降雨中断から再開して2イニング目となった4回には2死満塁としながらも、3番の黒川(3年)が三振に終わってチャンスを逃した。
 それでも5回、9番・綾原(2年)のタイムリーなど4安打を集中させて2点を追加。7回にも細川の敵時三塁打で2点を入れて点差を広げていった。投げては先発の右腕・池田陽(3年)が難しいコンディションの中で好投。三振は3つしか奪わなかったが、120球を投げて、被安打5、失点2で完投した。

 啓新は再開直後の3回に先頭の7番・古川(3年)がチーム初安打を右前に運び、5回にも4番・竹原が先頭打者として右前にチーム2本目のヒットを放ったが後続を断たれた。6回には2番手として登板していた浦松(3年)が2死から右中間に二塁打を放って出塁。しかし1番・浜中(3年)は二ゴロに終わって得点には至らなかった。

 ようやく9回、1死満塁から池田陽の2塁へのけん制悪送球の間に1点。さらに5番・小野田(3年)も三遊間を破って2点目を入れたが、追撃もここまでだった。

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