ダル今季初黒星 制球難で5回途中3失点 監督は評価

2019年04月06日 02:30

野球

ダル今季初黒星 制球難で5回途中3失点 監督は評価
<ブレーブス・カブス>5回途中3失点で今季初黒星を喫したダルビッシュ Photo By 共同
 【ナ・リーグ   カブス4―9ブレーブス ( 2019年4月4日    アトランタ )】 今季2度目の登板となったカブスのダルビッシュが5回途中5安打3失点で今季初黒星を喫した。2試合連続で5回を投げ切れず「交代は頭の中でゼロ。それが監督がマウンドに来て“GOOD JOB(よくやった)”と。どういうことやろうと。最初は意味がわからず、ちょっとびっくりしました」と悔しがった。
 3回までは無失点。4回に追い込んでから制球が甘くなり3連打で1点を失うと、5回は先頭から右翼線二塁打、四球とつながれ、交代を告げられた。「4回くらいから雨がずっと降っていた。スパイクに土が全部ついて運動靴で投げているような感じ。アジャストするのが難しかった」。前回は昨年5月以来のメジャー登板だったが3回途中までにメジャー自己ワースト、プロ自己ワーストタイの7四球の乱調で、この日も敬遠を含め4四球を与えた。

 ジョー・マドン監督は71球での交代について「今日は良かったけど、良い状態のままで降板させたかった。良い感触を残してあげたかった」と説明。結果的にはダルビッシュの後を受けた不振の救援陣が打ち込まれる悪循環で、チームは5連敗を喫した。

 キャンプ序盤は良かった制球に狂いが生じているダルビッシュは「急に良くなったり、戻ったり。投球フォームに根本的な何かがないとそういうことは起きない」と吐露した。完全復活へ、試行錯誤が続いている。(奥田秀樹通信員)

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