ヤクルト救援陣、再三ピンチしのいで劇勝演出 ハフ大興奮「打つと信じていた」

2019年04月06日 20:29

野球

ヤクルト救援陣、再三ピンチしのいで劇勝演出 ハフ大興奮「打つと信じていた」
<ヤ・中>12回から救援し勝利投手となった7番手・ハフ(右)はサヨナラ弾を放った青木と抱き合って喜ぶ(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト4―3中日 ( 2019年4月6日    神宮 )】 次々に襲ってくるピンチを、ヤクルトのリリーフ陣が綱渡りのようにしのぎきった。
 9回2死から守護神・石山が代打・井領に同点打を浴びて延長戦に。延長10回のマウンドには大下が上がったが、2四球などで2死満塁のピンチを迎えた。しかし、阿部を右飛に抑えて踏ん張る。

 延長11回は、この日1軍に登録されたばかりの風張が登板。1死から連打を許して一、三塁とされるが、京田、大島を打ち取ってガッツポーズだ。

 延長12回は3連投となったハフ。先頭・ビシエドへの四球などでこちらも1死満塁の大ピンチ。しかし代打・亀沢を三ゴロ併殺打に仕留めると、右拳を握って吠えた。

 亀沢にカウント3―0と、絶体絶命の状況から生還したハフは「自分は今まで何万球とストライクを投げてきたからね」。そして「(青木が)本塁打を打つと信じていたよ。ほら、やっぱり来た!と思った。興奮したね」とまくし立てた。

 「3人は本当によく踏ん張って抑えてくれた。諦めず、執念を見せてくれた」と田畑投手コーチ。小川監督も「劣勢の展開で、再三のピンチをしのいでしのいで…。最後にこれ(代打サヨナラ弾)だからね。野球は分からないね」と振り返った。

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