たった81球で完封勝利 カブスのヘンドリクスが珍記録 メジャーで7年ぶり

2019年05月04日 10:45

野球

たった81球で完封勝利 カブスのヘンドリクスが珍記録 メジャーで7年ぶり
81球で完封したカブスのヘンドリクス(AP) Photo By AP
 カブスの先発右腕、カイル・ヘンドリクス(29)が3日、地元シカゴで行われたカージナルス戦で9回を4安打に抑えて通算3回目の完封を達成。今季2勝目(4敗)を挙げた。
 112キロ前後のカーブを駆使しながらわずか81球での完封。ストライクは全体の78・8%に相当する63球を数えた。

 81球以下で完封したのは、2012年6月29日のマリナーズ戦で先発したレッドソックスのアーロン・クック以来、メジャーでは7年ぶり。投球の7割以上がシンカ―だったクックは、ロッキーズに在籍していた08年7月1日のパドレス戦では79球で完封勝利を挙げている。

 カブスの投手で100球未満で相手打線を完封したのは、09年9月25日のカルロス・ザンブラーノ(対ジャイアンツ=98球)以来、10年ぶり。ただし01年5月24日のレッズ戦で完封したジョン・リーバーの記録(78球)にはおよばなかった。

 メジャー6季目のヘンドリクスは通算54勝37敗。今季は防御率・533と調子はいまひとつで、4月26日のダイヤモンドバックス戦では5回で10安打を打たれて7点を献上していた。

 試合はナ・リーグ中地区2位のカブスが4―0で勝って5連勝で17勝12敗。同地区首位のカージナルスは5連勝のあと連敗を喫して20勝12敗となり、両チームのゲーム差は「1・5」となった。

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