ヤクルト執念のドロー 青木頭部死球で一触即発 小川監督「しようがないでは済まされない」

2019年05月09日 05:30

野球

ヤクルト執念のドロー 青木頭部死球で一触即発 小川監督「しようがないでは済まされない」
6回2死、岩田の青木への頭部死球をめぐってエキサイトする両軍ナイン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト7―7阪神 ( 2019年5月8日    神宮 )】 意地と執念の引き分けだ。8回に5点差を追いついたヤクルトは2点勝ち越された延長12回に再び同点。ベンチ入り最後の野手、代打・中村が価値ある同点二塁打を放った。
 「青木さんの死球があって、やり返したい気持ちがあった。ベンチでも、みんな一体感があった」。6回に阪神・岩田が青木へ頭部死球を与えて危険球退場。怒った青木がマウンドへ詰め寄り、両軍がホームベース付近でにらみ合う一触即発ムードになった。昨年も8月19日に岩田が青木への頭部死球で危険球退場。小川監督は「去年もあったし、しようがないでは済まされない」と憤慨したが、試合は「価値ある引き分けと言っていい」と評価した。遺恨は残したが、最後は投手の風張を代走に使う総力戦で引き分け。12連戦を勝ち越しで終えた。

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