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西武・辻監督 無死満塁を生かしての逆転勝ちも「1球の怖さっていうのを感じた試合でした」

2019年07月17日 22:51

野球

西武・辻監督 無死満塁を生かしての逆転勝ちも「1球の怖さっていうのを感じた試合でした」
先発の本田(右)と握手する辻監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武4-3ロッテ ( 2019年7月17日    メットライフD )】 西武は、5回に生まれた無死満塁のビッグチャンスを生かし、秋山と外崎による2本の2点適時打で4点を挙げ、ロッテの追撃を振り切り4-3で勝利した。
 1点差の逃げ切り勝ちに「しびれました」と笑顔の西武・辻監督。5回、4連打含む5安打4得点の逆転劇については「そこまで(ロッテ先発の小島に)完璧に抑えられて…スライダーとチェンジアップね、あれにちょっと手こずりましたけど…まぁ、見事な集中打だったと思います」と、自軍の打線に賛辞を贈った。

 5回の無死一、二塁からの木村のバントヒットについては「あれがラッキーでしたね。送ってくれれば2点まででしたけど、あれがヒットになった、というところで無死満塁…。一番気になるところで秋山に来ましてね。本当によく打ってくれました」と秋山の復調の一打に笑顔を見せた。

 ロッテは2回に作った無死満塁のチャンスが無得点。かたや西武は打線がつながって4得点となった。その差について辻監督は「もちろん無死満塁の差ですけども…、僕は“1球(の差)”だと思いますけども」と、辻監督ならではの視点でコメント。その1球については「これは言えませんけど」と語ったが「野球の1球の怖さっていうのを感じた試合でした」とまとめていた。

 また、7回を1失点で抑えた先発・本田の投球、さらに最終回で飛び出した金子侑のスライディングキャッチについても絶賛。ロッテに流れをもっていかせない、西武の粘りが光った試合となった。

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