【埼玉】鈴木健以来だ!大宮東・島村が満塁弾2発「2本目は奇跡なんじゃないかなって」

2019年07月21日 05:30

野球

【埼玉】鈴木健以来だ!大宮東・島村が満塁弾2発「2本目は奇跡なんじゃないかなって」
<大宮東・埼玉栄>満塁弾2発の活躍を見せた大宮東・島村(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【第101回全国高校野球選手権 埼玉大会4回戦   大宮東9―6埼玉栄 ( 2019年7月20日    市営大宮 )】 歴史に名を刻む大仕事をやってのけた。大宮東の5番・島村が大会タイ記録となる1試合2本の満塁本塁打を放って勝利に導いた。86年に鈴木健(浦和学院)がマークした記録に並び「2本目は“奇跡なんじゃないかな”って思った。練習の成果が報われた」と夢見心地だった。
 エースでもあり、1メートル81、79キロと恵まれた体格の左打者は、初回には左投手から左中間へ、5回の第3打席では右越えへと運んだ。投げては4回2/3を5失点も、自らを助けて余りある2発だった。

 「打撃では筋肉だけでなく、腰の回転を意識している」。大宮工でプレーした父とソフトボール日本代表だった母の血を引くサラブレッド。冬にはウエートトレーニングで体力強化し、食事面でもトレーナーに毎日の食事の写真を撮ってアドバイスをもらった。

 2年ぶりの5回戦進出に「ここで気が落ちるのではなく、みんなの記憶に残る野球がしたい」と島村は力を込めた。

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