【兵庫】市尼崎、終戦…竹本監督は号泣、スタンドで応援の3年生に「本当に頑張ってくれた」

2019年07月21日 14:31

野球

【兵庫】市尼崎、終戦…竹本監督は号泣、スタンドで応援の3年生に「本当に頑張ってくれた」
<加古川西・市尼崎>試合後にベンチ前で整列する市尼崎ナイン Photo By スポニチ
 【第101回全国高校野球選手権 兵庫大会4回戦   加古川西5―4市尼崎 ( 2019年7月21日    高砂 )】 市尼崎の夏が終わった。2点劣勢の最終回に1死一、三塁から1番・中村渚羽(しよう)外野手(3年)の中犠飛で1点差まで詰め寄るも、最後は遊ゴロで試合終了。竹本修監督は「選手たちはよくやってくれた。7回の追加点が痛かった。私がもっとはっきりサインを出しておけば…」と唇を噛んだ。
 3―4の7回。失策も絡み2死二塁としたところで、打席に先制の右越え三塁打を放った4番の高見心太朗捕手(3年)を迎えた。「きわどいところに投げて最悪四球でもよかったんですけど」。サインがかみ合わず、甘く入ったボールを仕留められ中越えに運ばれた。

 試合後、指揮官は「スタンドで応援してくれる3年生たちが本当に頑張ってくれた。こっちの練習が終わっても応援練習で残って…。うれしかったし、励まされた。あの子を勝って喜ばせてあげたかった…」と号泣。チームを支えてくれた部員たちへの感謝の思いを口にした。

 9回1死で代打で出場し、中前打を放った洞(ほら)大地主将は「甲子園を目指してやってきた。後輩たちには頑張ってほしい」と思いを託した。

おすすめテーマ

2019年07月21日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム