阪神・矢野監督と一問一答 初回ソラーテの適時失策に「捕ってもらいたい打球」

2019年08月02日 22:06

野球

阪神・矢野監督と一問一答 初回ソラーテの適時失策に「捕ってもらいたい打球」
<広・神>8回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神0―7広島 ( 2019年8月2日    マツダ )】 阪神は敵地の広島戦初戦を大敗で落とした。先発の高橋遥は0―2の6回2死一、二塁から西川の中前適時打で1点を追加されると、菊池涼を歩かせて満塁。ここまで2三振に抑えていたバティスタには高めの真っすぐを振り抜かれ、左翼席最前列へ満塁弾を放り込まれた。
 高橋遥は5回2/3を9安打、自己ワーストに並ぶ7失点と精彩を欠いた。初回には二塁で先発したソラーテが適時失策。6回も先頭の会沢、メヒアといずれも打ち取った当たりが右翼・糸井と二塁・ソラーテの間に落ちる安打となり、守備にも足を引っ張られた形だった。

 打線は1番に糸井を据える攻撃型オーダーを組んだが、不発に終わった。阪神・矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
 
 ―高橋遥は不運。

 「打たれたという感じはバティスタ。最後は詰まりながらも持っていかれたけど。完全に打たれたというヒットは少なかったんでね」

 ―援護がない。

 「自分のピッチングというのはある程度してくれていたと思う。あそこも球数はもちろん増えているし、疲れも出てくるというのもわかっているんだけど、そんないい当たりのヒットでもないしね。俺の中ではどっちに出てもというか、遥人の経験になると思ったんで続投させたんだけど。結果的にそれが痛いホームランにはなったんだけど。俺はそう思って続投させた」

 ―大瀬良は?

 「すごいいいと思わんけどねえ。のらりくらりというか。もちろん、コントロールというか、1球1球の同じ球種でもちょっとタイミングを変えたりとか。そういうところで、打てなかった。最後は点差的に流れを向こうに作っちゃった。それでちょっと完封されたらもちろんダメだけど、されてしまった」

 ―打線改造で1番に糸井を起用した。

 「ソラーテの使い方がどうなのか。嘉男もよく出塁をしてくれる。そういうところでどうかなと。やってみようってことでやってみたけど」

 ―走塁も前へという気持ちで?

 「それはあるけど、痛いは痛いよね、もちろん。流れはどうしてもあそこでよしっていうところでアウトになったっていうのは」

 ―ソラーテの守備はまだ慣れも必要?

 「慣れなのか…確かに簡単な打球ではないけどね。あれで結果、遥人のピッチングも苦しくなって、立ち上がり2点になっちゃったのもあるし。もちろん捕ってもらいたい打球ではあったと思うけど」

 ―打線はまた明日再考。

 「そうやね。全体的にソラーテがきて、どれが何がいいのかっていうのがまだわからない。考えます」

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