6776発と4万2823三振 本塁打と三振が急増 メジャーの新傾向は今季も継続

2019年09月30日 10:45

野球

6776発と4万2823三振 本塁打と三振が急増 メジャーの新傾向は今季も継続
今季メジャー最後の本塁打を放ったメッツのスミス(AP) Photo By AP
 大リーグは29日にレギュラーシーズンの全日程を終了したが、メッツのドミニク・スミス(24)がブレーブス戦の延長11回にリーグ“最後の一発”となるサヨナラ3ランを放ったところで、今季の本塁打総数は6776本となった。
 これは2年前の6105本を超えるリーグ新記録。昨季の5585本からも21%増となった。

 ツインズは最終戦となったロイヤルズ戦で3発を記録。今季の本塁打総数は307本となり、昨季にヤンキースが樹立した267本のリーグ記録を大幅に更新した。

 ヤンキースも今季306本を放ったが、最後の最後にツインズに抜かれて“記録保持球団”としての立場を譲る結果となった。ただし14選手が2ケタ本塁打を記録。これはリーグ史上初めての出来事となった。

 本塁打が増える一方で、三振数も12季連続で増加。AP通信によれば、全30球団で記録された三振数は4万2823で、これは前年比で4%のアップ。2007年時と比較すると33%も増えてしまった。ボールの下に照準を合わせてホームランを狙う「フライボール理論」の浸透で、これまで長打力のなかった選手も一発を狙う傾向があり、これが三振数の増加にもつながっていると見られている。

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