巨人 甲子園で貧打続く…今季5戦で合計たった3得点、本塁打ゼロ セ本拠最低のチーム打率.200

2024年05月25日 17:33

野球

巨人 甲子園で貧打続く…今季5戦で合計たった3得点、本塁打ゼロ セ本拠最低のチーム打率.200
<神・巨>9回1死一塁、岡本和(25)が見逃し三振に倒れて厳しい表情の阿部監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2024年5月25日    甲子園 )】 巨人は阪神に完敗を喫して連勝ならず。貯金が1に減った。巨人の無得点試合は今季9度目で、零敗は今季7度目。零敗のうち3度が阪神戦となった。
 前夜の24日に行われた同戦では戸郷がNPB史上89人目、101度目のノーヒットノーランを達成。

 その興奮も冷めやらないなかでのデーゲームだったが、先発右腕・赤星が4回6安打2失点で降板。打線は相手先発右腕・ビーズリーに6回まで3安打無得点に抑えられると、その後も石井、岩崎、ゲラの継投の前に快音聞かれず。主砲・岡本和が3三振を喫するなどチーム全体で散発4安打12三振の完敗だった。赤星は試合後、2軍調整が決まった。

 巨人は昨季阪神戦で6勝18敗1分けと大きく負け越し、敵地・甲子園では3勝10敗。今季はこの日の敗戦で対戦成績5勝5敗1分けとなったが、甲子園では戸郷のノーヒットノーラン快投で勝った前夜が今季初白星だった。この日まで甲子園で5試合戦ってわずか合計3得点。セ・リーグ本拠でワーストのチーム打率.200で、ここまで本塁打は1本も出ていない。

 なお、巨人は昨季広島戦でも8勝17敗と大きく負け越し、2009年に開場した敵地マツダは阿部慎之助監督(45)がまだ現役だった17年から18年にかけて13連敗を喫するなど最大の“鬼門”。巨人がマツダで勝ち越したのは11年前の2013年が最後で昨季は3勝9敗。今季もここまで6試合を戦って0勝4敗2分けと白星が遠く、甲子園と同様にここまで本塁打が1本も出ていない。

 【巨人の今季甲子園戦績】
4月16日 △1―1 先発:山崎伊
4月17日 ●0―2 先発:赤星、責任:赤星
4月18日 ●1―2 先発:菅野、責任:大勢
5月24日 ○1―0 先発:戸郷、責任:戸郷
5月25日 ●0―3 先発:赤星、責任:赤星
※先発、責任とも投手

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