ソフトB・和田 城島氏と若手のパイプ役志願!かつての女房役と“王イズム”伝える

2019年12月22日 05:30

野球

ソフトB・和田 城島氏と若手のパイプ役志願!かつての女房役と“王イズム”伝える
<熊本地震復興支援、野球教室&トークライブ>福田(奥)を内野ゴロに抑え笑顔の和田(撮影・中村達也) Photo By スポニチ
 ソフトバンク・和田毅投手(38)が21日、同僚の大竹、ロッテに移籍した福田とともに熊本市のリブワーク藤崎台で復興支援の野球教室を行った。「(熊本地震は)僕がホークスに復帰した年だった。まだ3年。復興の段階だと思う。子供たちの笑顔に、逆にパワーをもらった」と、指導やトークショーなどで触れ合った。
 来季は開幕からローテーションを守ることを目標に掲げている。そんな中、自身の発奮材料が加わった。前日(20日)に、かつてバッテリーを組んでいた城島健司氏が会長付特別アドバイザーに就任。電話で会話したことを明かし「和田の球くらいなら捕れるよ」と冗談交じりのメッセージを伝えられた。

 城島氏とは入団から3年間、バッテリーを組み「戻ってきてくれてうれしい。外から見た城島さんなりの視点を持っていると思う。いろいろな話を聞かせてもらいたい」と歓迎した。城島氏が、王貞治球団会長が築いたものを継承する気持ちを示したことには「王監督の下でやった(現役)選手は少ないので、城島さんの経験を若い選手に話す機会もあると思う。僕も勉強したい」と、城島氏がアドバイスしやすい環境づくりへ、若手とのパイプ役もこなす構えだ。

 城島氏は来年2月、キャンプ地の宮崎を訪れる予定で「ブルペンに来てくれると緊張すると思うけど、いろいろ教えてもらえると思う」とグラウンドでの再会を心待ちにした。(川島 毅洋)

おすすめテーマ

2019年12月22日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム