ソフトB・柳田 シート打撃でも一発!練習試合で6発、6月男の勢い止まらず「年々打撃良くなっている」

2020年06月18日 05:30

野球

ソフトB・柳田 シート打撃でも一発!練習試合で6発、6月男の勢い止まらず「年々打撃良くなっている」
<ソフトバンク練習>シート打撃で右越えにソロを放つ柳田(投手・尾形)(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)は17日、ペイペイドームで行われた全体練習のシート打撃で絶好調を示す豪快な右越え3ランを放った。今季は異例の6月開幕となったが、17年には月間MVPを受賞した「ミスター・ジューン」(6月男)。練習試合で12球団最多の6本塁打をマークした勢いそのままに、湿り知らずのバットが開幕から爆発する。
 マウンドには今季支配下登録を勝ち取った売り出し中の右腕・尾形。「オラァ!」と声を上げて投じた148キロ角直球にクールかつ的確に反応した。柳田のシート打撃2打席目。1死二、三塁の設定でカウント2―2からの5球目を右翼スタンドへ叩き込んだ。

 「どうやってタイミングを合わせようかなと思っていて。年々いろんな打ち方をしているが、年々良くなっていて今が一番いい。反応の良さがある。体、コンディションは凄くいいです」

 板東と対戦した場面設定なしの1打席目には、快足を飛ばして遊撃内野安打。2打数2安打と絶好調のまま開幕を迎える。2日からの練習試合では10日のオリックス戦(ペイペイドーム)での2本塁打を含む、12球団最多の6本塁打をマークした。

 新型コロナウイルスの影響で6月に開幕する異例のシーズン。柳田は「6月(の印象)はジメジメ。得意、不得意はないですよ」と笑うが、実は梅雨の時期にも柳田のバットは湿り知らずだ。昨季こそ左膝の故障で離脱中だったが、17年には6月23日の西武戦での1試合3発を含む12本塁打と打ちまくり、月間MVPを受賞。12年以降、打率3割をマークし続けている。

 工藤監督は「柳田君は例年よりも打球が飛ぶなと。逆方向も引っ張っても飛ぶし、タイミングも合わせられている。調子良さそう。いいなー」と開幕ダッシュへ“6月男”に期待を寄せた。この日は上林も1打席目で中越え本塁打。好材料がそろうだけにご機嫌だった。

 特別なシーズンがいよいよ始まる。試合数が120と減り、8月下旬まで同一カード6連戦が続き過密日程となるが、柳田は「暑くなって、きつく、しんどくなってくるけど栄養、睡眠、最後は気持ち。体調管理をしっかりやって、気持ちを奮い立たせる」と前だけを向いた。心技体全て万全の状態でプロ10年目に挑む。

おすすめテーマ

2020年06月18日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム