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阪神・梅野　29歳誕生日にV誓う「20代最後のシーズン、優勝したい」

2020年06月18日 05:30

野球

阪神・梅野　29歳誕生日にV誓う「20代最後のシーズン、優勝したい」
＜阪神1軍練習＞西勇（右）と記念撮影をする梅野（撮影・坂田　高浩） Photo By スポニチ
　阪神・梅野が17日、29歳の誕生日を迎え今季への決意を新たにした。例年はシーズン中だった記念日が、今年は開幕直前に。「20代でプロ入りして、いろんな思いというか、ずっと良かったわけじゃないし、優勝もしていない。20代最後のシーズン、優勝したい」。駆けてきた道のりを振り返った上で、まだ見ぬ頂点を見据えた。
　昨季は129試合に出場し2年連続ゴールデングラブ賞を獲得するなど飛躍の一年を過ごしたが、慢心はない。言葉に込められる力も自然と強くなった。

　「まだまだ目標高く持っていきたい。発展途上じゃないけど、登ってる段階。気持ち新たに臨んでいきたい」

　2日に再開された練習試合では、日替わりで原口、坂本に先発マスクを譲った。各選手の出場機会の確保の意味合いがあっても、そんな現状に反骨とプライドをにじませた。

　「そういうのをはね返していくしかない。昨年、一昨年と経験して、そこは（ライバルに）負けてないと思っているし、コツコツとやっていくしかない」

　強肩、ブロッキングと球界屈指のディフェンス力を前面に出し、正捕手の座を死守する構え。「最高のパフォーマンスを出せるように。どんどん攻める気持ちで」。他者の追随を許さず、20代最後の一年を走り抜ける。（遠藤　礼）

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