磐田東・二俣 4打点で大勝に貢献 オリ牧田氏絶賛「打撃は文句なし」

2020年07月24日 07:29

野球

磐田東・二俣 4打点で大勝に貢献 オリ牧田氏絶賛「打撃は文句なし」
<メ編用高ヤ浜松北0―18磐田東>右翼ポール際へ大飛球を放つ磐田東の二俣 Photo By スポニチ
 強肩強打の捕手としてプロから熱視線を浴びる磐田東の二俣翔一(3年)が23日、期待通りリードオフマンとして得点源となって大勝に貢献した。
 「第1打席に“1番としてまず出てくれ”と言われています。チームを勢い付けられた一番うれしいヒットになりました」

 3試合連続の先頭打者安打がボーナスイニングの合図になった。粘った末に逆らわない打撃で右中間を抜ける二塁打を放つと、後続がつながって一挙6得点。しかも、この回2度目の打席では右翼ポール際に大ファウルを放り込んだ直後、気持ちを切り替えて左前に2点適時打はさすがだ。2回の第3打席でも変化球に泳ぎながらも右前に2点適時打。3打数3安打4打点と文句のない成績に加え、先発全員19安打18得点の猛打爆発を演出した。

 ネット裏で視察したオリックスの牧田球団本部編成部副部長からは賛辞の声が並んだ。

 「打撃は文句なし。体の軸を回して引っ張り込んだりとか、考えて打とうとしている。とにかく反応しているのが凄い。どんな投手でも対応できちゃうと思っている。肩も走りも魅力。声掛けも含め成長している」

 甲子園出場がなくても、代替大会Vしか頭にない。昨夏2回戦で敗れている常葉大菊川との4回戦に向け「先輩たちの分まで勝って勢いに乗れたら」とリベンジへ心をたぎらせた。 (小澤 秀人)

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