「スタミナお化け」楽天・涌井 ランニングはいつも“別腹”

2020年07月30日 05:30

野球

「スタミナお化け」楽天・涌井 ランニングはいつも“別腹”
<ロ・楽>試合後、ファンの声援に応える楽天・涌井(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天5-1ロッテ ( 2020年7月29日    ZOZOマリン )】 【Hero's File 無尽蔵の体力に敬意を込めて、プロ野球界の関係者は涌井を「スタミナお化け」と呼ぶ。6月で34歳になったが、練習量は球界トップクラス。2月の春季キャンプでも黙々と練習に打ち込むベテラン右腕の姿に、若手選手は「さすが“お化け”ですね」と話した。
 沖縄・久米島でのキャンプ中。どこを捜しても涌井の姿がない。しばらくすると、室内練習場へ戻ってきた。「ちょっと町中まで走ってきて。たいした距離じゃないよ。普通っしょ」。驚いた。練習メニューの合間を縫ったランニングの「おかわり」は涌井にとって別腹らしい。その数日後、一日2度のブルペン入りもした。

 シーズン中も登板間によく走る。試合がない月曜日の先発投手練習では、1人で外野フェンス際を黙々と走るのがいつもの風景となっている。開幕から6試合連続での100球超えには理由がある。(楽天担当・重光 晋太郎)

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