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西日本短大付 地区優勝 全国制覇経験の指揮官と次はセンバツへ一丸

2020年08月04日 05:30

野球

西日本短大付 地区優勝 全国制覇経験の指揮官と次はセンバツへ一丸
地区大会優勝を決めマウンドに集まる西日本短大付の選手 Photo By スポニチ
 【福岡県筑後地区決勝   西日本短大付3―1久留米商 ( 2020年8月3日    久留米 )】 昨夏県大会準Vの西日本短大付が筑後地区大会を制した。1点を先制されたが、相手のミスに乗じて3点を奪い、浜崎太志(3年)が完投でリードを守り切った。
 高原典一監督(45)は昨年の夏大会後に就任。1992年夏の甲子園で4番打者として全国を制した母校の指揮官として初めて夏の大会に挑み「最後、優勝して終わると言ってきたので、非常にうれしく思う」と笑顔。今回は県4強にあたる地区大会Vで終了。「本当なら今からが佳境。プレッシャーを感じず、ベンチの中で選手としっかり会話しながらやれた」。甲子園の中止で下がった選手のモチベーションアップに苦心した。6月の福岡大大濠との練習試合の敗戦が転機になった。「もう野球をやめると言っていた子が、次のステージに向けてやると言いだした」。悔しさをパワーに変えた。

 年内で監督を退く予定で、今秋の大会が母校での最後の指揮になる。「甲子園を目指し一丸となってやっていく。元気があって自分で考えて動けるチームが目標」。優勝を糧に飛躍を遂げる。

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