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川崎北、コールド負けも サイド右腕・横山 相模打線に堂々立ち向かう

2020年08月04日 14:18

野球

川崎北、コールド負けも サイド右腕・横山 相模打線に堂々立ち向かう
<神奈川県大会 川崎北・東海大相模>力投する川崎北先発の横山(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【神奈川県高校野球大会 2回戦   東海大相模7―0川崎北 ( 2020年8月4日    相模原 )】 川崎北の横手投げ右腕・横山寿紀投手(3年)が東海大相模の強打線に堂々と立ち向かった。
 コールド負けを喫したが「失投もなかったし力は出せた。厳しいところに投げたけれど、振ってほしい球は振らなかったり、ボール球も打ってきた」と振り返った。

 同級生に投手がおらず、1年秋から投手に転向。昨夏からサイドにし制球が安定した。

 野手として入学しただけあって好フィールディングを見せたり、走塁を武器にする相模に対してけん制で刺す場面もあった。「対戦したいと思っていたチーム。でも全然力が足りなかった」。それでも相手の東海大相模・山村が「厳しい試合だった」と言ったほど、得点以上に相模打線は苦しんだ。

 競技はこれで引退。これからは女手一つでここまで育ててくれた母に恩返ししたい思いがある。「大学を出てしっかり稼げるようになりたい。楽をさせてあげたいです」と見据えた。

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