阪神2軍、直近4試合で3度目の2桁失点

2020年09月30日 15:52

野球

 【ウエスタン・リーグ   阪神―オリックス ( 2020年9月30日    鳴尾浜 )】 コロナ禍に苦しむ阪神2軍がここ4戦で3度目の2桁失点を喫し敗戦した。
 先発した呂は5回7安打で今季自己ワーストの9失点。同点の4回、先頭から3連打と押し出しの四球で勝ち越しを許した。さらに2死からは松井佑に満塁弾を浴びるなど、この回だけで8失点。今季ウエスタン・リーグでは防御率1・55を誇っていた左腕が大きく乱れた。2番手・牧も1死から3者連続の長打を浴びて2失点した。打線は、板山、片山の2本塁打こそ出たものの、4安打2得点と沈黙した。

 新型コロナウイルスによる想定外の事態により、これまで2軍戦で登板していた藤浪、能見、望月らが緊急昇格。26日の同中日戦では11失点、27日の同戦でも16失点と苦しい状況が続いていた。そんな現状を打破するべく、総力戦で臨んだ一戦だったが、投手陣が粘ることができなかった。

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