都市対抗2次予選南関東 Hondaが日本通運下し第1代表

2020年10月05日 17:48

野球

都市対抗2次予選南関東 Hondaが日本通運下し第1代表
<都市対抗野球 南関東第1代表決定戦 Honda・日本通運>8回2死満塁、決勝の左前2点適時打を放つHonda・辻野(右)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【都市対抗2次予選南関東第1代表決定戦   Honda6―5日本通運 ( 2020年10月5日    大宮公園 )】 Hondaが日本通運を逆転で下し、第1代表で4年連続34度目の都市対抗出場を決めた。
 2点を追う8回、5番・井上彰吾外野手(29、日大)の左前適時打で1点差に迫ると2死満塁から7番・辻野雄大捕手(27、白鴎大)の左前2点適時打で逆転。8回から登板して一時勝ち越しを許した右腕・福島由登(30、青学大)が9回も続投して三者凡退に仕留め、1点のリードを守り切った。

 今年から指揮を執る開田成幸監督(41)は「終盤に選手みんなが頑張ってくれたおかげ。ホッとしました」と安どした。

 指導者としてはコーチとして2次予選の経験はあるが、監督では初めての2次予選。「選手時代は自分が準備すればいいが、監督としては試合が始まってしまえば自分ではどうにもできない。そこまで準備をさせるのは胃が痛い思いだった」と苦笑い。それでも「相手にプレッシャーをかけたい」と上位打線には若手、下位に強打者の辻野や佐藤を配し、この日もチャンスで辻野が仕事を果たした。

 辻野は入社5年目で18年に社会人ベストナインも獲得し、ドラフト候補にも挙げられた左の強打者。「勝負どころで来ると思っていた。来た球を思い切り振った。こういう苦しい試合をやって、予選は甘くないということを新人や若手は感じたのでは。上位打線が当たってきたら、もっと強くなる」と都市対抗本選を見据えた。

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