ソフトバンク 柳田32歳誕生日も3三振 “天敵”二木に7連敗 ロッテと0ゲーム差

2020年10月10日 05:30

野球

ソフトバンク 柳田32歳誕生日も3三振 “天敵”二木に7連敗 ロッテと0ゲーム差
<ソ・ロ>初回1死、三振に倒れた柳田(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク1ー3ロッテ ( 2020年10月9日    ペイペイD )】 苦手克服はいつだ。本拠地ロッテ戦6連敗…。ソフトバンクは9日、ロッテとの首位攻防3連戦の初戦を1―3で落とした。打線が散発4安打と低調。得点は中村晃外野手(30)のソロ本塁打のみで、ロッテ先発の二木には昨季から7連敗となった。首位は維持しているが、ゲーム差はなくなり勝率の差は1厘6毛と、後がなくなった。
 またしても、天敵にやられた。打線はロッテ・二木の前に中村晃のソロ本塁打で挙げた1得点に封じられた。7回まで散発の3安打。昨年から二木に屈し続けている連敗は7に伸びた。
 工藤監督は「見逃し三振が5個。二木君がいいところに投げているように見えた。コントロールが良く失投が少ない。捉えきれていない。(捕手の)田村君がいいチョイスをしたのかなと思う」と嘆いた。

 この日が32歳の誕生日だった3番・柳田は3打席連続三振のブレーキ。1―3の9回無死一塁で回って来た第4打席は守護神・益田から二ゴロ併殺打。指揮官は「勝ちたい思い、一本打ちたい気持ちがあったと思うが、いい形で出なかった」と評した。

 ビハインドの場面でも嘉弥真が回をまたぐ登板で、8回には高橋礼を投入するなど、執念の継投で勝機をうかがったが、今季のロッテ戦は4勝11敗1分け。本拠地ペイペイドームでは6・19開幕戦で挙げた勝利を最後に、6連敗となった。同一シーズンに本拠地で同一カード6連敗をしたのは、2007年の日本ハム戦以来13年ぶりの屈辱となった。

 勝率の差で首位は守ったが、2位・ロッテとはゲーム差なしと肉薄された。工藤監督は「ここからがサバイバル。同じところに立たれた。食うか食われるか、やるかやられるか。強い気持ちで臨まないといけない」と語気を強めた。

 残り24試合でロッテとの直接対決は8試合。二木との対戦も予想されるだけに「一回でもいいから打ち崩すことが大事になってくる」と雪辱を誓った。

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