楽天・則本昂6失点乱調「悔しい」、終盤追い上げ実らず連敗 懸命に前向く指揮官

2020年11月03日 22:07

野球

楽天・則本昂6失点乱調「悔しい」、終盤追い上げ実らず連敗 懸命に前向く指揮官
<オ・楽>7回無死、モヤに2点本塁打を打たれ降板する則本昂(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天3ー6オリックス ( 2020年11月3日    京セラD )】 楽天・則本昂がレギュラーシーズン最終登板となった3日のオリックス戦で11安打6失点と大乱調で、チームは引き分けを挟んで2連敗となった。初回、T―岡田に2ランを浴びるなどいきなり3失点。その後もモヤに2打席連続で被弾し、6回0/3で降板した。被安打11と3被弾はともに今季ワーストで、試合後に球団を通じて「(調子は)あまり良くなかった。負けられない試合だったので、悔しいです」とコメントした。
 打線は6回まで無得点だったが、終盤に追い上げた。7回に小深田が3号ソロ。8回にはロメロ、9回には浅村がそれぞれ適時打を放って意地をみせたが、エースの背信投球が誤算だった。三木監督は「則本もいろんな思いでマウンドに上がってくれたと思う。良い球もあったけど、打たれているのは甘い球。良い打者は見逃してくれない。(7回の続投は)いろんな理由がある。何とかあの回は頑張ってほしかった。結果論になるけど、結果論から学ぶこともある」と振り返った。

 シーズンも残り4試合となり、最短で4日にもCS進出の可能性が完全に消滅する。痛すぎる敗戦に指揮官は「負けられない試合でこういう結果になって、監督として申し訳ない」とした上で「全員で必死に戦っていくしかない」と懸命に前を向いた。

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