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広島・大瀬良 2500万円ダウンも“感激”「面と向かってエースという言葉をもらって」

2020年12月09日 12:46

野球

広島・大瀬良 2500万円ダウンも“感激”「面と向かってエースという言葉をもらって」
広島・大瀬良 Photo By スポニチ
 広島・大瀬良大地投手(29)が9日、広島市内で契約更改交渉に臨み、1億7500万円から2500万円ダウンとなる1億5000万円で更改した。(金額は全て推定)
 今季は6月19日のDeNA戦で1失点完投勝利し、2年連続での開幕戦勝利を達成。自らもプロ初本塁打を放つなど、初采配となった佐々岡監督に初星をプレゼントした。さらに、同26日の中日戦でも1失点完投。開幕から2戦連続の完投勝利は、84年の北別府学以来という好発進を見せた。

 だが、7月24日のDeNA戦で2回33球で降板し、コンディション不良のため翌日に出場選手登録を抹消。8月8日の阪神戦で復帰登板を果たしたものの、9月5日のDeNA戦で4回途中8失点とKO。翌日に今季2度目の登録抹消が決まり、同16日に「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘切除・滑膜切除」を受けたと発表された。

 14年に入団後、自己最少となる11試合のみの登板で、5勝4敗、防御率4.41に終わり、減俸については不満はなかったものの、「悔しさと申し訳なさがすごく強くて。チーム的にも思うような成績ではなかったので、責任を感じています」と反省した。一方で、球団からは「来年は1年間、上で投げて、エースなんだから頼むぞ、という言葉をもらいました。面と向かって、エースという言葉をもらって、ありがたいなと思いましたし、しっかりと自覚を持ってやりたいなと思います」と感激して、来季へ気持ちを新たにした。

 手術を受けた右ひじのリハビリ状況については「今のところ順調に来ています。焦らずに、今やるべきことを見つめながらやっていきたい」と、来季の開幕へ視線を向けていた。

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