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阪神・佐野球団本部顧問退団へ、85年日本一に貢献 コーチ、スカウト歴任

2020年12月09日 05:30

野球

阪神・佐野球団本部顧問退団へ、85年日本一に貢献 コーチ、スカウト歴任
阪神・佐野仙好球団本部顧問 Photo By スポニチ
 阪神の佐野仙好(のりよし)球団本部顧問(69)が今年限りで退団することが分かった。前橋工から中大を経て1973年ドラフト1位で入団。強打の外野手として通算1316安打を放ち、85年には主に「6番左翼」で日本一に貢献した。89年限りで引退後はコーチを歴任し、98年からはスカウトに転身して選手発掘に手腕を発揮した。
 幅広い人脈と才能を見抜く能力で西日本統括、統括スカウトの要職を歴任。球団の信頼が厚く定年を過ぎた後も陣頭指揮を執り、19年からは顧問の立場でドラフト戦略に携わった。7日は最後の指名選手となる佐藤輝らが入団を発表し、8日には年内最後のスカウト会議に参加。選手としても、スカウトとしても猛虎に尽力した。

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