都市対抗優勝のHondaが狭山市役所を表敬訪問 約200人の歓迎に開田監督「感動した」

2020年12月10日 19:58

野球

都市対抗優勝のHondaが狭山市役所を表敬訪問 約200人の歓迎に開田監督「感動した」
都市対抗優勝のHondaが狭山市役所を表敬訪問。橋戸賞を獲得した井上外野手(左)と主将の福島投手(撮影・柳内遼平) Photo By スポニチ
 都市対抗で11年ぶり3度目の優勝を飾ったHonda硬式野球部が10日、合宿所のある狭山市の市役所を表敬訪問した。
 普段は静かな庁内が大きな拍手に包まれた。開庁を5分後に控えた午前8時25分、応援歌の「全開Honda」が鳴り響く中、開田成幸監督、井上外野手、主将の福島投手、堀部長、河原井マネージャーが入庁。駆けつけた市民、市職員ら約200人が拍手を送り、都市対抗の熱戦を称えた。

 自身の名前が入ったHondaのユニホームを着用した小谷野剛市長は「コロナ禍の中、明るい話題を届けてくれた。誇りに思う」と激賞。開田監督は「盛大に祝福していただいて感動した。来年は東京ドームで盛大な応援の中、勝ちを積み重ねたい」と決意を新たにした。

 狭山市の「ホームタウンスポーツ」のHonda硬式野球部は地元の祭りで的当てピッチングゲーム、「ストラックアウト」を出展するなどで地域交流を図り、野球教室、「ホンダカップ(少年野球大会)」の開催でスポーツ振興に貢献してきた。

 地域密着のチームに行政も声援を送る。コロナ禍の影響で都市対抗は入場制限もあり、例年のような盛大な応援とはならなかったが、小谷野市長は全試合を東京ドームで観戦。市職員も決勝は庁舎からリモートで応援した。

 橋戸賞(最優秀選手)を獲得した井上外野手は「皆さんがこんなにも喜んでいただけるとは思わなかった。明るいニュースを届けられて野球部の存在意義が確立されたと思う」。今年唯一の公式戦で日本一を勝ち取る活躍を見せた男は力強く話した。

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